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ルーチンを作成する

Makin' Cache' Routine.

ルーチンとはコマンドや関数の集合体です。
いわゆるプログラム、ですね。
ここではその作成手順を説明します。

Cache'メニューから、スタジオ(d) を選択します。

上のような起動画面が表示され、続いてウィンドウが開きます。

メニューの ファイル(F) から 新規作成(N) を選択してください。

作成するファイルの形式が問い合わせられます。

デフォルトのMAC形式でで問題ないでしょう。

エディタ画面が開きます。次のように入力してみてください。(コピー&ペーストならすぐですよ)

TEST ;TEST ROUTINE

     SET A=100
     SET B=30

     ; 四則演算
     WRITE "100+30=",A+B,!
     WRITE "100-30=",A-B,!
     WRITE "100*30=",A*B,!
     WRITE "100/30=",A/B,!

     ;終了
     QUIT
入力が終わったら、ツールバーの保存ボタンを押します。
保存ダイアログが開きます。

参照場所の欄がUSERになっていることを確認してください。
ファイル名に TEST と入力して、『名前をつけて保存』ボタンを押してください。

ルーチンが保存され、編集画面に戻ります。

メニューの ビルド(B) から コンパイル(C) を押します。
下のほうになにやら表示されますが、Compile Finished と最後に出てることだけは確認してください。

ここで、Cache'ターミナルを開きます。(Cache'メニュー→ターミナル)

USER> 
プロンプトが表示されます。
ここで DO ^TEST と入力して、Enterキーを押してください。
USER> DO ^TEST
100+30=130
100-30=70
100*30=3000
100/30=3.333333333333333333

USER>
ずらずらと表示されました。これが先ほど作成してコンパイルしたルーチンの結果です。
表示された内容を確認すると、
USER> DO ^TEST ……………… TESTという名前のルーチンを呼び出しています。
100+30=130     ……………… WRITE "100+30=",A+B,! の結果です。
100-30=70      ……………… WRITE "100-30=",A-B,! の結果です。
100*30=3000     ……………… WRITE "100*30=",A*B,!
100/30=3.333333333333333333 ……………… WRITE "100/30=",A/B,! の結果です。

USER>

このようにルーチンは多くの処理をまとめて行うことができます。



2012/11/19Update