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プログラミング
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CSP (Cache' Server Pages)
Cache'SQL
設定・性能


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CSPタグ説明

CSP Tags.

CSPファイル内では、通常のHTMLタグに加え、以下のものが使えます。
  • #(...)#は、ページを生成する際にその演算結果の値に置き換えられます。

  • CacheCSPタグ、<csp:XXX.>は組み込み及びユーザ定義機能を提供します。

  • Cacheスクリプト、<script language=cache runat=server/compiler>は、ページを生成する際、或いはページをコンパイルする際に、Cacheコードを実行します。<script language=cache runat=server>は<server>タグと同義です。

  • ダイレクトSQL文、<script language=sql name=rset>はそれに続くSQL文を実行し、結果をnameで指定された変数名に集合セット%ResultSetの形式で書き出します。

  • サーバーサイドのサブルーチンコール、#server(...)#はクライアント側のコード(ハイパーイベント)からサーバーサイドのサブルーチンを起動します。

ここではCSPページにて使用できる以下のタグの説明を行います。




<server>タグ

<server>タグ内では任意のCacheコードを含めることが可能です
では、aaa.csp をメモ帳で開いて、次のように入力してください。
<HTML>
<BODY>
<server>
SET product=2*3
</server>

#(product)#

</BODY>
</HTML>
上のように入力したら、保存して閉じます。
次にブラウザを起動して、動作を確認します。
アドレスに http://localhost/csp/samples/aaa.csp と入力してください。
次のように表示されます。
6
表示されているのは 2*3 の結果が代入された変数 product の値です。
このように <SERVER> 〜 </SERVER> で囲まれた部分が通常のルーチンと同様に実行され、そこで設定した変数をページ内で利用することができます。
<SERVER>タグ内で WRITE すると
<HTML>
<BODY>
<server>
  Write $H
</server>
</BODY>
</HTML>
その結果はそのままページに出力されます。



<csp:if><csp:else><csp:elseif>タグ

<csp:if>タグは、<csp:else>タグや<csp:elseif>タグとあわせて、CSPページを条件付で出力するという定義をします。
では、aaa.csp をメモ帳で開いて、次のように入力してください。
<HTML>
<BODY>
<SERVER>
SET product=2*3
</SERVER>

<csp:if condition="(product<10)">
10未満
<csp:elseif condition="(product<20)">
20未満
<csp:else>
20以上
</csp:if>

</BODY>
</HTML>
上のように入力したら、保存して閉じます。
次にブラウザを起動して、動作を確認します。
アドレスに http://localhost/csp/samples/aaa.csp と入力してください。
次のように表示されます。
10未満
表示されているのはCSPタグの <csp:if condition="product<10">の条件 の結果です。
<csp:if condition=" 〜 "> の部分がCache'で実行され、その結果をブラウザに表示します。
この部分には条件式を書くことが可能です。



<csp:while>タグ

<csp:while>タグは、与えられたサーバーサイドの条件がtrue(真)であればCSP文書の一部を繰り返し処理します。
では、aaa.csp をメモ帳で開いて、次のように入力してください。
<HTML>
<BODY>
<SERVER>
SET product=2*3
</SERVER>

<csp:while counter=var condition="row<5">
#(var)#回目
</csp:while>

</BODY>
</HTML>
上のように入力したら、保存して閉じます。
次にブラウザを起動して、動作を確認します。
アドレスに http://localhost/csp/samples/aaa.csp と入力してください。
次のように表示されます。
1回目
2回目
3回目
4回目
5回目
表示されているのはCSPタグの <csp:loop counter=var from=1 step=1 to=#(product)#>の条件 の結果です。
<csp:while counter=" 〜 condition=" 〜 "> の部分がCache'で実行され、その結果をブラウザに表示します。
この部分には条件式を書くことが可能です。
  • counterは変数にカウントがセットされます。(省略可能)
  • conditionは繰り返し条件を指定します。



<csp:loop>タグ

<csp:loop>タグは、CSP文書の内容を繰り返し実行する<csp:while>と同様のタグです。
では、aaa.csp をメモ帳で開いて、次のように入力してください。
<HTML>
<BODY>
<SERVER>
SET product=2*3
</SERVER>

<csp:loop counter=var from=1 step=1 to=#(product)#>
#(product)#回 繰り返す #(var)#回目
</csp:loop>

</BODY>
</HTML>
上のように入力したら、保存して閉じます。
次にブラウザを起動して、動作を確認します。
アドレスに http://localhost/csp/samples/aaa.csp と入力してください。
次のように表示されます。
6回 繰り返す 1回目
6回 繰り返す 2回目
6回 繰り返す 3回目
6回 繰り返す 4回目
6回 繰り返す 5回目
6回 繰り返す 6回目
表示されているのはCSPタグの <csp:loop counter=var from=1 step=1 to=#(product)#>の条件 の結果です。
<csp:loop counter=" 〜 " from=" 〜 " step=" 〜 " to=" 〜 "> の部分がCache'で実行され、その結果をブラウザに表示します。
この部分には条件式を書くことが可能です。
  • counterは変数にカウントがセットされます。
  • fromは初期値をstepは乗算値をtoは終了値をそれぞれ指定します。




<csp:object>タグ

<csp:object>タグは、クラスのインスタンスを呼び出すためのタグです。
以下のように使用します
<csp:object name="オブジェクト変数名" classname="パッケージ名.クラス名" objectid=オブジェクトID>
実際の使用イメージは次のようになります。
<HTML>
<BODY>

<csp:object name=px classname="User.Person" objectid=13>

名前 #(px.Name)#
年齢 #(px.getAge())#

</BODY>
</HTML>
この例はPersonクラスが存在しないと動作しません。




<csp:query>タグ

<csp:query>タグは、クラスに定義されているのクエリを呼び出すためのタグです。
以下のように使用します
<csp:query name="レコードセット名" classname="パッケージ名.クラス名" queryname="クエリ名" P1="パラメータ1" P2="パラメータ2">
実際の使用イメージは次のようになります。
<HTML>
<BODY>

<csp:query name=pset classname="User.Person" queryname="findName" P1="%猪木">

<csp:while condition="pset.Next()">
  名前 #(pset.Name)#
  年齢 #(pset.Age)#
</csp:while>

</BODY>
</HTML>
上のように、検索結果レコードセットをまわすには、<csp:while>を使うのが簡単です。
この例はPersonクラスが存在しないと動作しません。




<csp:class>タグ

<csp:class>タグは、CSPページクラスのパラメータの値を変更し、ページコンパイル時の動作を定義します。
以下のように使用します
<csp:class パラメータ="">
実際の使用イメージは次のようになります。
<csp:class encoded=1 private=1 super="%CSP.Page,User.Cmd">
<HTML>
<BODY>

</BODY>
</HTML>
パラメータの種類としては、%CSP.Pageクラスのパラメータの種類と一致します。




<script language=SQL>タグ

<script language=SQL>タグは、埋め込みSQLを実行するタグです。
以下のように使用します
<script language=SQL name="レコードセット名">
  SQL文
</script>
実際の使用イメージは次のようになります。
<HTML>
<BODY>

<script language=SQL name=pset>
SELECT Name,Age
FROM SQLUser.Person
WHERE Name like #(%request.Get("Param"))#
</script>

<csp:while condition="pset.Next()">
  名前 #(pset.Name)#
  年齢 #(pset.Age)#
</csp:while>

</BODY>
</HTML>
上のように、検索結果レコードセットをまわすには、<csp:while>を使うのが簡単です。
この例はPersonクラスが存在しないと動作しません。


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2012/11/19Update